各地で猛威をふるっている台風、線状降水帯やゲリラ豪雨が原因の大雨、そして地震。
それらが原因でエアコンの室外機がトラブルに見舞われることがあります。
そこで、それぞれのトラブルケースと対処法・予防法について書いてみようと思います。
<大雨によるトラブル>
ケース
1F(お庭等の低地)に設置していた室外機が浸水してしまった。
対処法
漏電や発火の可能性があるためエアコンの使用を中止し、エアコン用のブレーカーを落とすかコンセントを抜いてください。
予防法
室外機が何度か浸水したことがある、または低地に設置していることが気になるという方は、室外機用高置台に設置するのも一つの方法です。
<強風や地震によるトラブル>
ケース
室外機が転倒・位置がずれてしまった。
対処法
倒れてしまったり位置がずれてしまった室外機を見ると思わず起こそうとしたり元の位置に戻そうとしてしまうかも知れませんが、配管の角度が変わることで冷媒(ガス)の漏れにつながる可能性がありますので、空調業者さんかメーカーのサービスセンターに依頼してください。(横倒しや位置がずれた段階でガス漏れしている場合もあります)
予防法
風向きを配慮して室外機の正面や背面から風を受けづらい位置に設置する。
一般的に家庭用エアコンの室外機に使用されているプラスティック製の置台(足)をコンクリート製の置台にする。
室外機に転倒防止措置を行う。
等が考えられます。
備えあれば患いなしです。
想定外のトラブルに見舞われないために検討してみるのも一つの方法かも知れません。