その節電、間違っていませんか?

ダイキン工業の調査によるとエアコンの節電方法を誤解している人が約60%にものぼるとのことです。

誤解のある節電方法と正解の節電方法は下記のとおりです。

4位(12.2%)
【誤解】風向は下向きに設定し、人が生活する床上付近を集中的に冷やす。
【正解】風向を下向きに設定すると、天井付近と床付近の温度に差が出る「温度ムラ」が発生し、消費電力の増加につながります。

「温度ムラ」を防ぐためには、風向は「下向き」ではなく「水平」にするのがおすすめです。

3位(19%)
【誤解】少しの時間でも使わないときはこまめにスイッチを切る。
【正解】スイッチのオン・オフの繰り返しは室外機の圧縮機への負荷が高まる頻度が増えて、多くの電力を消費する原因となります。

日中の場合は30分程度の外出なら一度オフにするより「つけっぱなし」の方が節電につながります。

2位(22.9%)
【誤解】室外機全体をカバー等で覆い直射日光が当たらないようにする。
【正解】室外機周辺に障害物があり吸込口や吹出口が塞がれてしまうと、熱を効率的に逃がせないため室外機に負荷がかかり、無駄な電力消費につながってしまうため室外機全体を覆うのは避ける必要があります。

1位(26.5%)
【誤解】風量はできるだけ『弱』で使う。
【正解】風量を抑えるとファンの回転音が小さくなるため消費電力が抑えられているように思われがちですが、室内が涼しくなるまでに時間がかかってしまい消費電力量が増加する場合があります。

風量を弱で使用することはせず、むしろ空気清浄機や扇風機、サーキュレーター等のサーキュレーション効果のある機器とセットで使うことにより節電が見込まれます。

まだまだ暑い日が続きます。
お体にもお財布にも優しい節電で快適な夏をお過ごしください。

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