フィルター清掃のおすすめ

フィルター清掃、定期的に行っていますでしょうか?
「面倒だ」と思う方が多いためフィルター自動清掃機能付きの機種が人気なのですが、同機能が搭載されていない機種をご使用の方々は定期的なフィルターの清掃が必要になります。
(例えば、ダイキン製の住宅設備型番ではおもに6畳用の8機種中5機種、日立製は5機種中4機種がフィルター自動清掃機能付きです)

皆様ご存じのようにフィルターの役目は室内機にゴミやホコリが入らないようにすることですが、フィルターにゴミやホコリがたまると空気の通り道がふさがれてしまい空気を十分に吸い込むことができなくなり、様々な問題が起こってしまいます。

では、仮にフィルターの清掃をしない場合はどのようなリスクが考えられるのでしょうか?

・フィルターの目詰まりにより風量が低下し冷房や暖房の効きが悪くなる
・風量が低下した状態で運転を行うため、なかなか設定温度にならず電気代が高くなる(ダイキン工業による試算では冷房時の消費電力が約25%も高くなります)
・カビはホコリを栄養源にして育つため、カビの発生を助長する
・カビやホコリが原因の異臭がしやすくなる
・目詰まりがひどくなると熱交換が上手くいかなくなり水漏れの原因になる

これらの問題を防ぐために、定期的なお掃除が必要というわけです。

では、そのようなことにならないよう、フィルターを清掃する流れについてですが

1.電源プラグを抜く(感電防止のため)
2.前面のパネルをあけてフィルターを引き抜く
3.表面のホコリを掃除機等で吸い取る
 汚れがひどい場合は水洗いをする(中性洗剤を使用、陰干し)
4.フィルターを元の位置にセットしパネルを閉じる
となります。

私の自宅にもフィルター自動清掃機能が搭載されていない機種があるため、定期的にフィルターの清掃をしていますが所要時間は10分程度です。
皆様も定期的なフィルターの清掃をおすすめいたします。

・メーカーや機種によって清掃方法は異なりますので必ず取扱説明書を読んでから行ってください。
 エアコンメーカーでは2週間に1度のフィルター清掃を推奨しています。

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