冷房が効かない原因

冷房が効かない!

そんなことになったら・・・と考えただけでもぞっとします。

エアコンは家電製品ですのでいつかは調子が悪くなりますが、故障ではない場合もあります。
では、その原因にはどのようなものがあるのかをみていきましょう。

1.設定温度が高い
「冷房が効かない」とお客様から弊社に掛かってくる電話の中で最も多い原因はこれです。
環境省が“冷房時の室温28℃“を推奨しているため、”28℃で効かない“や”27℃で効かない“というお電話をいただくことが多いですが、この猛暑です。
熱中症予防の観点からも“快適だ”と思える温度に設定して運転をお願いいたします。

2.“冷房運転”になっていない
冗談のような話ですが、これが原因の電話は年間に何件も弊社に掛かってきます。
何らかの原因で誤ってリモコンの“送風”や“暖房”のスイッチを押してしまい、そのまま運転ボタンを押してしまうと当然ですが冷たい風は出てきません。
まずはリモコンが“冷房”に設定されているかどうかの確認をお願いいたします。

3.フィルターや室内機が汚れている
フィルターや室内機が汚れていると風量不足になってしまい、冷風がお部屋の隅々まで届きません。
室内機の洗浄は難しくても、フィルターの汚れは一般の方でも対応が可能ですのでフィルターの汚れや目詰まりの確認をお願いいたします。

4.室外機の前やまわりに物が置いてある
室内機と室外機は熱交換を行っていて、室外機は室内の熱を屋外に放出する役目を担っています。
ですが、室外機の周りに物が置いてあると、放熱が出来なくなってしまい室外機が止まってしまいます。
冷風が出ていない、と感じたら室外機まわりの状況を確認するのも大事です。

5.室内機吹出口の前面に物が置いてある
吹出口の前面に家具のようなものがあるとお部屋全体の空気の循環が悪くなり、お部屋の温度が下がりにくくなりますので、該当するものがある場合は移動させて空気の循環を良くしてみてください。

6.省エネ運転をしている
機種によっては“節電モード”や“電流カットモード”などの省エネ運転が可能なものもあります。
ですが、このようなモードで運転をすると省エネが優先となるため、冷えにくくなる場合もあります。
適温になるまでは省エネモードを解除して、適温になってから省エネモードで運転するのも良いかも知れません。

本日はエアコン本体の故障以外の冷えない原因について書いてみました。
多少の手間は掛かりますが、仮にメーカーサービスに依頼すると異常なしでも出張料と点検料を請求されますので、上記のような点をご確認いただいてから修理の依頼をなさってみてください。

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