一般社団法人日本電解水協会さんのホームページに下記のような記事が掲載されています。
小宮山先生にお聞きしました。
小宮山 寛機
博士(医学)
( 一財) 北里環境科学センター顧問
元 北里研究所 基礎研究所 所長
酸性電解水(次亜塩素酸水)が新型コロナウイルスに効果があることは十分推察できる。
Q,酸性電解水(次亜塩素酸水)の特徴やその他の薬剤との違いについて教えてくだい。
A,ウイルス感染による風邪は晩秋~早春にかけて多く発生し、ヒトの風邪症候群の10~35%はコロナウイルス(CoV) が原因と言われております。
次亜塩素酸分子中の塩素(Cl-) はウイルス粒子を形成している様々な物質(タンパク質、脂質、核酸など)に結合してそれらの働きを阻害すること、および酸性電解水中のOH ラジカルによってウイルス粒子に損傷を与えて、殺ウイルス作用を発揮します。
Q,感染予防や感染拡大を防止するためには、どのような利用方法が有効でしょうか?
酸性電解水(次亜塩素酸水)の新型コロナウイルスに対する有効性について、見解をお聞かせください。
今回に限らず、今後も様々な細菌やウイルスの食中毒や感染症が発生すると予想されますが、同様に酸性電解水(次亜塩素酸水)の効果が期待されると考えてよろしいでしょうか?
A,酸性電解水(次亜塩素酸水)の主成分は殺菌力の強い次亜塩素酸(HClO) です。この塩素原子は強い酸化作用を有しており、さらにOH ラジカルも関与してウイルスや様々な菌に対して優れた殺菌力を示します。
従って、今後も問題となる新興・再興感染微生物に効果を発揮することは十分に推察できます。